「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を観る。
主人公はコーダと呼ばれる、耳が聞こえないろう者を両親に持つ子供。
幼い頃から手話で両親と会話し、耳が聞こえる世界と聞こえない世界のふたつの世界を行き来している。
障害を持っていると周囲は大変であったり、善意の手助けをようとしがちだと思う。
でも、障害があっめもその人なりに生きているし、生きていくことができる。
現実に生きてる。
自分のアイデンティティはもちろん、突き詰めると人は、一人ひとり違うので、障害のあるなしだとハッキリと分かるのだろうが、学校教育では学校の世界がすべてなので、そこで本来の違いを見失うのではないか。
違うことを前提とした生き方が当然あるのだけれど、それだからこそ、皆が助け合い、その結果理解し合えるというのが社会なのだと、小学生の頃からもっと知りたかったと感じた。
そういえば、小学生の時は点字をテーマに作文で賞を取ったことがある。
今思えば、そこが初めて小学校で盲目の人と対面した経験だった。
私の曽祖父は目が見えなかったのだそうだが、私が幼少期までしか存命していなかったため、直接的な記憶はない。
生きていることの接点は、自分がふたつの世界の中で生きていると気づけた時に、はじめてひとつになって見えるのだろうと考えさせられる映画だった。
一つの絵画を巡り誰がお金を手にするか
Sin Clockを観る。
窪塚洋介が18年ぶりに単独主演ということ、サスペンスだったこと、短めの映画だったことから興味を惹かれた。
サスペンスではあったが、どちらかと言うとアクションの方や、途中の何気ないチョコプラ長田さん演じる警官とのシーンが印象に残った。
96分という短尺な映画としては、よくまとまっていたと思うが、窪塚さんが出てなかったら成立しているかというと、ちょっと脚本に疑問が残った。
映画が終わり最後のクレジットとの境目で、奇跡が起こらないとして生きるか、すべては奇跡だと思って生きるかの二通りが人間の生き方であると述べていたが、奇跡と思って生きた方が、人生生きてる感あるかなと感じた。
冒頭から強烈なシーンで始まるので、途中もちらほらあるが、刺激強めだけど、まあ観て良かったなと思う。
スライムを倒した先にある生活
『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』1話を観る。
あらすじとしては、過労死した相沢梓は、不老不死の魔女として転生し、スローライフを送り始める。
そして、スライム1日平均25 匹を倒す生活を300年続けていると、レベル99に到達していたという話だ。
1話の最後のあたりで、梓が次の台詞を言うシーンが印象的だった。
「頑張るって言葉を良い意味で使いすぎちゃダメ」
「ほら、(もう日が沈んで外は)暗くなってるでしょ。これは世界が今日はここまでと言っている証拠」
「少なくとも私は無理をして強くなったわけじゃない。ほどほどの生活をキープしてきただけ」
私自身、過去にあれだけ働いて、仕事するために生きているわけじゃないと気づいたのに、また仕事するために生きている自分がいた事に気づいた。
日々淡々とやることをやるという努力すらない努力の一端を垣間見るために観たアニメだったが、思わぬところで心を動かされた。
このアニメの原作者と映像化に携わったすべての方に感謝します。
最高のアニメでした。
爆発したって別によくないですか?
映画館で映画「爆弾」を観る。
前情報なしで臨んだが、佐藤二朗さん演じるタゴサクのキャラクター、そして演技力の圧巻さに終始魅力される作品だった。
特に印象に残ったのは、ラストあたりの取り調べ室から出てきた佐藤二朗が、等々力刑事事こと染谷将太さんに向かって発した挑発的な発言に対しての染谷さんの返事。
「それでも不幸せではない。(確か)」
最近バウンダリー、つまり対人関係における境界線を引くことについて、考えることがよくあったので、やっぱり自分の幸せは自分で決めること、幸せを感じて生きてるのを他者に表明していくのは、自分の身を守るためにも大切になってくると感じた。
殺風景な取調室でのやりとりが多く、序盤は少し心配になったが、それも杞憂だった。
原作を買ったので、今日の映画鑑賞を忘れないうちに読み進めたいと思う。
前提を疑った時の生きることについて
チ。-地球の運動について- のアニメを全話観る。
あっという間に見終わってしまった。
とにかく最初から最後まで面白かった。
こんな体験はいつ以来だろう。
この感情を共有できたとしたら、言葉は奇跡ということの意味をより感じられるのだと思う。
誰もが好奇心を持っているとして、信念は迷いにつながるとして、そこから先は未知であり道があるのだろう。
天文学に興味が湧いた。
どこに向かうのか。
わたしたちはどこに向かっているのだろう。
信仰は生き方、学問と信仰。
様々なことに思いを巡らせるひと時を過ごせたことに感謝。
今から殺し合いをしてもらいます
バトル・ロワイヤルを観る。
漫画を読んでからの映画鑑賞だったが、素晴らしい映画体験だった。
山本太郎の演技が印象に残った。
若かりし頃の藤原竜也、それからビートたけしも出ていて、見応えあった。