空は何処に居ても繋がっているから

死んでからも尚生き続けること

星と花火と出会いと別れ

「汝、星のごとく」を観る。

本当に素晴らしい映画だった。

物語としても完成されていて、横浜流星が原作読んで映画を作りたいと懇願したのも頷ける。

思わず原作も購入して読み進めた。

印象に残ったシーンはいくつもあるが、やはり今治で花火を見たいという闘病生活にあった主人公を空港まで送り届けてくれた編集者さんと小説担当?の方に書き溜めた原稿を渡すシーンはグッと来た。

ラスト前の花火を2人で見るシーンも良かった。

生きるというのはいくつもの選択肢の中で進むものだけれど、感情の描写がとても綺麗で美しかった。

凪良ゆうさんの書く作品は儚くもどこか温かさを感じる。

ゆえに多くの人の心を揺さぶるのではないだろうか。

映画を見に来ていた後ろの席に座った二十代と思われる女性数名のグループは、最後の方は皆大泣きしたようで、涙を流し鼻をぐしゅぐしゅしていたのも記憶に新しい。

荷物を運んだだけなのに

ザック・クレッガー監督の手がけた映画「バイオハザード」を観る。

一般市民目線でバイオハザードの世界観を体験できたのは良かったし、前半は特に見応えがあった。

印象に残ったシーンは、地下水道のメタボおじいちゃんのお腹からネズミ大量発生したところ。
あとはラクーン病院までの道で家々の屋上から感染した人々が落ちてきたところも斬新だと感じた。
冒頭の導入シーンは完璧で素晴らしかった
ので、最初ドキドキしたものの、ラストは儚い感じで、カタルシスなハッピーエンドなしのバットエンド。
前半良かったので、後半勿体なかったが、監督のバイオハザードゲーム好きを再現する熱量を感じた。

CG控えめで、特殊メイクと造形物重視で肌感を大切に映画づくりをしたとのこと。

没入感高めの映画ではあったので、映画館で観れて良かった。

世界は隣り合わせ

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を観る。
主人公はコーダと呼ばれる、耳が聞こえないろう者を両親に持つ子供。
幼い頃から手話で両親と会話し、耳が聞こえる世界と聞こえない世界のふたつの世界を行き来している。
障害を持っていると周囲は大変であったり、善意の手助けをようとしがちだと思う。
でも、障害があっめもその人なりに生きているし、生きていくことができる。
現実に生きてる。
自分のアイデンティティはもちろん、突き詰めると人は、一人ひとり違うので、障害のあるなしだとハッキリと分かるのだろうが、学校教育では学校の世界がすべてなので、そこで本来の違いを見失うのではないか。
違うことを前提とした生き方が当然あるのだけれど、それだからこそ、皆が助け合い、その結果理解し合えるというのが社会なのだと、小学生の頃からもっと知りたかったと感じた。
そういえば、小学生の時は点字をテーマに作文で賞を取ったことがある。
今思えば、そこが初めて小学校で盲目の人と対面した経験だった。
私の曽祖父は目が見えなかったのだそうだが、私が幼少期までしか存命していなかったため、直接的な記憶はない。
生きていることの接点は、自分がふたつの世界の中で生きていると気づけた時に、はじめてひとつになって見えるのだろうと考えさせられる映画だった。

一つの絵画を巡り誰がお金を手にするか

Sin Clockを観る。
窪塚洋介が18年ぶりに単独主演ということ、サスペンスだったこと、短めの映画だったことから興味を惹かれた。
サスペンスではあったが、どちらかと言うとアクションの方や、途中の何気ないチョコプラ長田さん演じる警官とのシーンが印象に残った。
96分という短尺な映画としては、よくまとまっていたと思うが、窪塚さんが出てなかったら成立しているかというと、ちょっと脚本に疑問が残った。
映画が終わり最後のクレジットとの境目で、奇跡が起こらないとして生きるか、すべては奇跡だと思って生きるかの二通りが人間の生き方であると述べていたが、奇跡と思って生きた方が、人生生きてる感あるかなと感じた。
冒頭から強烈なシーンで始まるので、途中もちらほらあるが、刺激強めだけど、まあ観て良かったなと思う。

スライムを倒した先にある生活

『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』1話を観る。
あらすじとしては、過労死した相沢梓は、不老不死の魔女として転生し、スローライフを送り始める。
そして、スライム1日平均25 匹を倒す生活を300年続けていると、レベル99に到達していたという話だ。
1話の最後のあたりで、梓が次の台詞を言うシーンが印象的だった。
「頑張るって言葉を良い意味で使いすぎちゃダメ」
「ほら、(もう日が沈んで外は)暗くなってるでしょ。これは世界が今日はここまでと言っている証拠」
「少なくとも私は無理をして強くなったわけじゃない。ほどほどの生活をキープしてきただけ」
私自身、過去にあれだけ働いて、仕事するために生きているわけじゃないと気づいたのに、また仕事するために生きている自分がいた事に気づいた。
日々淡々とやることをやるという努力すらない努力の一端を垣間見るために観たアニメだったが、思わぬところで心を動かされた。
このアニメの原作者と映像化に携わったすべての方に感謝します。
最高のアニメでした。

爆発したって別によくないですか?

映画館で映画「爆弾」を観る。

前情報なしで臨んだが、佐藤二朗さん演じるタゴサクのキャラクター、そして演技力の圧巻さに終始魅力される作品だった。

特に印象に残ったのは、ラストあたりの取り調べ室から出てきた佐藤二朗が、等々力刑事事こと染谷将太さんに向かって発した挑発的な発言に対しての染谷さんの返事。

「それでも不幸せではない。(確か)」

最近バウンダリー、つまり対人関係における境界線を引くことについて、考えることがよくあったので、やっぱり自分の幸せは自分で決めること、幸せを感じて生きてるのを他者に表明していくのは、自分の身を守るためにも大切になってくると感じた。

殺風景な取調室でのやりとりが多く、序盤は少し心配になったが、それも杞憂だった。

原作を買ったので、今日の映画鑑賞を忘れないうちに読み進めたいと思う。

都会のネズミと田舎のネズミ

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を観る。

原作を読んでの視聴だったが、後半は特に圧倒的なアクションシーンと展開の速さに驚きっぱなし。

最高のアトラクションだった。

印象に残ったシーンは、やっぱりプールの蜘蛛が蝶を捕獲していく描写が入るシーンかな。

序盤のマキマさんとの映画デートも良かった。 

何より米津玄師のOP曲が素晴らし過ぎるの何のって。

原作のカラー版が無料で読めるようになったので、再読してみることにする。