怪物だーれだ

少し前だが、映画館で「怪物」を観た。

 

三人の視点から紡ぎ出される物語を通して、偏見と狂気に満ちた自分自身の思考や存在を感じずにはいられなかった。

 

誰にでも手に入らないものは、本当の幸せじゃないのよ。

 

主人公の男の子が、最後光の中に包まれているのを見て、生きているか死んでしまったかのは定かではないが、目の前にあった幸せを掴んで、離さないようにしたのではないかと感じた。

 

鑑賞して1ヶ月ほど経過した今でも、余韻が残っている素晴らしい映画だった。